秋葉原ディアステージのルールとか行った感想メモ
出張中、秋葉原ディアステージ(以下ディアステ)に週3回行ったので、色々思ったことをメモしておく。
今まで店舗前は通過したことある程度で、でもSTAR☆ANISのメンバーがいるんだから行こうと思っていたんだけど行けず、ようやく今回行った。
これもすべて俺のチキンさが原因よ……。
行こうと決めた理由も出張先が秋葉原に近かったし、推しの上花楓裏さん(以下ふうりさん)が出勤するし、前日にライブ「デリッシャス vol.3~デザート~」でふうりさんを見て気持ち高ぶったというのがある。
俺の周りにディアステ行ってくれる人いないので、やはり単騎凸しかないのか
— kawase (@snofra) July 23, 2019
ディアステのルールや1回の費用
ディアステに行くためには秋葉原駅から徒歩数分、AKIBAカルチャーズZONEから住友不動産秋葉原ビルの間の路地を歩いていくんだけど、ガールズバーのキャッチがすごい多い。そこを越えるとディアステなんだけど、ディアステの最初の関門はやっぱり入口だと思う。
店はシャッターが閉まっていて、しかもペイントされているという入りにくさの極み。入るのにめちゃくちゃ勇気いるやつ。
営業中でも常にシャッターが降りているため外から中の様子は窺えず(“隠れ家”状態)、初めて訪れる人にとっては入りづらいという意見が多い。福嶋は、ディアステージについて「分かりやすいものや、簡単に真似できるものばかりの世の中で、“ここだけは分からない”という場所を作りたい」としており、そういった意味では「敷居が高い」ほうが良いと述べている。
秋葉原ディアステージ - Wikipedia
マジかよ……。
勇気を出して入口はいる前に、入口に張られている出勤者を確認して、推しが何階にいるかは確認したほうがいい。
入口に入るとすぐディアガール(以下ディアガ)がいるので入場料1000円を支払う。支払うとドリンクチケットをもらえるのでそれで飲み物と交換できる。
最初はルールとかわからないので、ディアガに聞いたんだけど親切に教えてくれる。やさしみ。
フロアは3階まであって
- 1階:ライブフロア
- 2階:カフェスペース
- 3階:バースペース
となっている。
多分ライブフロアだけにいるんだったら入場料だけで済むんじゃないかって思う。
とはいえずっとライブやっているわけじゃないっぽいから、大体は2階か3階に待機してライブが始まったら1階に降りるというがセオリーっぽい。
2階と3階は席料としてチャージ料がとられるんだけど、金額はディアステのサイトを見るのがいいと思う。
最初の1時間のチャージ料、それ以降30分ごとにチャージ料がかかる仕組み。
イベントだとそこにさらにチャージ料がかかる。大体1時間退席なので1時間半くらいのチャージ料を取られるという感じ?
3階のカウンターがちょっと高めなのは、ディアガとの距離なのかなーと勝手に思ってる。
店舗規模は割と小さいので、7時くらいに行くと順番待ちすることになると思う。
回転率は割といいほう、なのかな?10分は待っていないと思う。
着席すると1時間後の時間を伝票に書かれる。
そのときにディアステの会員サイトを見せるように言われる。
名前の確認とランクを確認するっぽい。会員ランクによって初回チャージがかからなかったりするらしい。
飲み物は最初にもらったドリンクチケットと引き換えることができる。
ドリンクチケットと普通に頼んだものでグラスのサイズが違うけど、容量は同じなのかな?普通に頼んだものはグラスが冷えてる。
食べ物もあるんだけど、夜遅くにいると売り切れていることが多い。
あとはチェキ。
ピンショットチェキが500円、2ショットチェキが1000円。
ピンショットチェキは事前に取ったものを数パターン提示されてその中からひとつ選ぶみたいな感じ。
2ショットチェキを頼むと踊り場でディアガと一緒に写真が撮れる。
チェキはディアガが忙しくなければチェキにサインとか自分の名前とかを書いてくれる。
むちゃくちゃ嬉しいやつ。
チェキのイメージはよくテレビで見る地下アイドルとのチェキのイメージがそのまま。
ディアガに触れるのはNGなので、抱きついたりとかそういうのはできない。そういう人はとりあえず風俗行けばいいんじゃないかな。
2階3階にいるときに1階でライブが始まったら、勝手に下行ってOK。その間にも席の時間はかかっている。
逆に言うとその間は席が確保されているので、戻ると誰かが座っているみたいなことはないので安心していいやつ。
1回にかかる費用としては、1時間で店出るとした場合、飲み物か食べ物頼んで、ピンショット・2ショットチェキ撮っても大体2~3000くらいで済むと思う。
むちゃくちゃ飲み食いしない限りそんなに費用かからないんじゃないかなーと思う。泥酔するのは勿論NG。
行った感想とか
初めて行ったときは、初めてで全然空気間分からないし、ふうりさんいるしずっとテンパっていた気がする。ふうりさんがいる2階に行ったんだけど、
生ふうりさんで中学生みたいになった
— kawase (@snofra) July 23, 2019
日本語が喋れん
— kawase (@snofra) July 23, 2019
ひさびさに何を話せばいいんだって思春期感出てしまってる
— kawase (@snofra) July 23, 2019
「あ、ふぁ、ふうりさんだ」(上ずった声)でもうクソオタク感がむちゃくちゃでた。
ふうりさんは端っこの常連の人と結構話していて、こっち側になかなか来なくて俺も話したかったなあと思ったけど、ふうりさんは超人見知りだから、俺ももっと徳を積まないとだめだなと。
ここでふうりさんは塩対応になるのもなんとなくわかるとは思った。
対ふうりさんは、特にぐいぐい話しかけないとダメなんだろうなと。
ピンショットチェキと2ショットチェキを撮って、北海道から応援しているとか一言二言話して終わりみたいな感じ。
そのときに結構話しかけてくれた乃苺めいさん(以下めいさん)が女神すぎて、そこからはめいさん目当てでディアステに行くようになった。
ディアステの一番の新人さんらしい。
2回目は閉店1時間前くらいに行ったんだけど、閉店時に2階でディアガが歌うたったりで学園祭感は確かにあるなって思った。
ささかまリス子さんもいて、生リス子さんだーと。ふうりさんみたいにはならなかった。
めいさんはまだ日が浅いからか、おおきゆりねさんの曲の振りとかわからないから見よう見まねでやっていた。困った感がすこだった。
3回目はイベント時に行ったので、割とバタついていて客さばきで手一杯って感じだった。
ディアガとゆっくり話すならイベント時は行かないほうがいいかなって思った。周りの客もイベント限定チェキとったらさっさと帰るみたいな感じだった。
3回行ってみて思ったのは、意外にライブに行かない層がいるんだなっていうところ。
自分の推しが歌ってないからっていうのもあるんだろうけど、単純にガールズバーとして楽しんでいる層もいるのかなーと思った。
俺も1階にいかなかったんだけど、単純にディアガが全然わからないというのが原因。
ディアステ店舗以外のライブイベントも参加してるんだけど、ライブは率先していったほうがディアガの持ち曲を憶えるしいいのかなと。
ライブ行くと、ディアガの持ち歌が歌われる時があって、コール(オタ芸)で盛り上がっている人たちは楽しそうだなーとか思ったのもある。
この辺は好みがあるので、コールうざい層もいるし、俺は覚えたほうがいいかなって思う。
あとは、ディアガと話すためにヒューマンスキルの足りなさを身をもって知るというね。
どうやったらディアガと話が盛り上がれるんだ……。だれか教えてくれ……。
また出張があったらディアステに行こうと思う。
2018年「アイカツ!」シリーズの売上が良かったのか?決算短信から確認してみる
先日kasumiさんの同人誌『ゼロからわかるプリキュアの数字』を読んだため、勉強もかねてバンダイナムコの決算短信「アイカツ!」シリーズ分をまとめてみる。
まとめる期間は決算短信に初めて出てきた2014年3月期 第4四半期から2019年3月期 通期まで。
具体的な期間としては2013年1月から2019年3月の結果となる。
※途中で決算短信上掲載されていない2018年3月期 第1四半期から第3四半期は翌年の情報から確認し、埋められないところについては前半期で埋めているため正確性はちょっと落ちます。
今回は全体の内容に言及しつつ、今回の2018年の結果について思うことを記載する。
2018年度の売上高結果
「アイカツ!」シリーズの2018年度の売上は30億円。
前年度を比較すると約83.3%成長。
つまり前年に比較すると売上が落ちていることになる。
(トイホビーの売上は19億円)
各年度別売上高
集計対象としては、具体的にコンテンツ名が表示されているコンテンツ全体とトイホビー(玩具、カプセルトイ、カード、菓子・食品、アパレル、生活用品、プラモデル、景品、文具)としている。
「アイカツ!」シリーズはトイホビーのトイホビーだけではなく、
CDやBlu-ray Disc等の映像音楽についてもバンダイナムコグループのため、決算短信の売上高の対象となっている。
シリーズ別売上高
※バンダイナムコ公式の集計ではありません。※シリーズで開始時期が異なるので、四半期単位でまとめています。
売上高は計画に通り
1年の計画に対して売上がどうだったかを見てみる。
この図は1年間の計画(通期計画)に対して、売上高(実績値)が達成できたのかどうかを表しています。
赤線は各四半期ごとの売上高、緑色の棒グラフは累計値です。
通期計画が下方・上昇修正しているのは売上高の好調不調により調整されるものです。
面白いなと思うのが2013年度の売上が伸びたが、2014年度はこの売上は続かないだろうと第1四半期計画の時点で下方修正されているところ。
そこから2015年度まで大きく下方修正していく。
2015年度は「アイカツ!あかりジェネレーション」時期で、2014年度から2015年度第1四半期計画の計画からも刷新したほうが良いという判断を下したのではないかと推測できる。
逆に2016年度の『アイカツスターズ!』の期待値が高く、またスマホゲーム『アイカツ! フォトonステージ!!』がサービス開始していたり、ある程度V字回復していくのではと考えられていたよう。
残念ながら結果としては経営層が期待する結果に着地することができなかった。
2017年度は通期まで決算短信に出てこなかったため、コアコンテンツとして単体で報告すべき優先度が下がっているように思える。
それがイコールコンテンツがなくなるとは考えにくいが、ファンとしては決算短信に名前が出てきたほうが安心する。
2018年度は決算短信に再び記載されるようになった。
計画値としてはほぼ横ばいで想定通りな感じだったが、最終的に5億円下方修正して計画達成。
アイカツ!5周年イヤーであり、5周年にちなんだアイテムや『アイカツ!シリーズ 5thフェスティバル!!』が開催されていたり、過去ファンに向けた施策を打っていたが結果としては振るわずということだろうか。
毎年開催されていた「アイカツ!ミュージックフェスタ」が開催されなかった。歌唱担当=声優になり現行シリーズの曲ストックがないという問題もあるように思える。
来年度の計画値は2018年度と同じと見越している。
現在『アイカツフレンズ!』第2シーズン「かがやきのジュエル」編がデータカードダスとアニメで展開されているが、これらの売上は現状維持になると思われる。
また、決算短信のIPクリエイション事業にIP創出強化の言及があるので、『バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル』などイベントで「アイカツ!」シリーズが展開されることが多いのかなと思う。
プリキュアの数字はどこからやってみるのか『ゼロからわかるプリキュアの数字』を読んだ
アイカツ!の分析をやるにあたってどういうデータを収集することができるのかと考えていた時に、
プリキュアの分析をやられているkasumiさんの同人誌が思いっきり同じような話を書いている感じだったのでBOOTHにて購入。
技術に関する本は基本的にデータがある前提で話が進む。
いざ描画したくても何を描画したらいいんだ?となっていまうことが多い。
そのため、この手のデータ収集について書かれている本は個人的に貴重だと思っている。
個人的には分析はデータ取集(どこから・どうやって)と何で表現するのかが一番難しく、実際の実装はそんなに難易度はそこまで高くない(と思っている)。
この本は「プリキュアの数字ブログ」で分析されている内容について、どこからデータを取得しているのか、取得している内容の解説がメインとなる。
個人的に決算短信の読み方を知りたくて読み始めたのだが、この本を読めば見方が理解できると思う。
視聴率分析では視聴率の誤差や、プリキュアはいったい何人見ているのかと収集から一歩踏み込んだ内容についても記載されているので、ひとつの情報に対しての視点というのも見るのにも勉強になると思う。*1
この本はあくまでデータの収集方法についてのみ記載されているため、その情報をどのようなグラフにしたらいいのだろうかという次のステップに関しての情報は書かれていない。
そのため、これを読めばあとグラフを何らかの形で描画するだけということにはならないので、ネットに存在するグラフを見るなりして傾向を勉強する必要があるのだけ注意が必要。
アイカツフレンズ!のライブ物販開始しています!
8月17日(土)の「BEST FRIENDS!スペシャルLIVE~Thanks⇄OK~」 の先行通販が開始されています!
【受付スタート♪】「BEST FRIENDS!スペシャルLIVE~Thanks⇄OK~」 の先行通販がスタートしました!
— アイカツフレンズ!&アイカツ!&アイカツスターズ!アニメ公式 (@aikatsu_anime) July 12, 2019
購入はこちらから→https://t.co/3EDTUNOocU#aikatsu #aikatsufriends
ライブ物販は物販開始の2時間前に並んでいても、売り切れることがあるので先行で買えるものは買っておいたほうがいいかなと。
今回は物販先行で買えるものは買いました!
初参戦の一昨年は12時前から並び初めて4時過ぎでようやく変えた記憶があって、去年はペンライトは速攻で売り切れていた記憶。
今年のパシフィコ横浜で思い出すのが初参戦のときの物販待機。
海沿いで列が全然動かないので、寒くて仕方なかったなあと。
今出張で東京にきて涼しいなあと思う日が多いけど、来月はどうなることやら……。
今のアイカツ!シリーズは盛り上がってる?CD売上から見えること
アイカツ!シリーズはゲームやアニメで歌がメインのひとつ。
それはもともとのゲームであるDCDアイカツ!シリーズが音ゲーであるからなんだが、アイカツ!シリーズを語るうえで重要な要素のひとつだと思っている。
じゃあそのアイカツ!の歌に関して、CD売上から、今のアイカツ!というコンテンツがどういう時期に来ているのか確認してみる。
なお、予防線として、アイカツ!シリーズをdisってるわけじゃないってことは明言しておく。
disって俺が得する要素なんてないっす。
条件
・以下サイトに記載されているsales結果をベースとする。anisonsinger.blogspot.jp
・トレンドについてはgoogleTrendsを使用(検索ワード:アイカツ)
Google トレンド
CD売上からわかること
グラフについて説明すると、
- CDの発売月別でのCD売上枚数を示している
- 同じ月に発売されたものは加算されているので、同時リリース数によって売上枚数は伸びる
- 横軸はアイカツ!シリーズのの放送時期を示したもの
- 青線が曲線近似。CDの売上傾向を示したもので、上がっていればCDが売上枚数が増えている。逆なら減っている。
グラフからまず見えるのは、CDの売上枚数は減少傾向にあるということ。
アイカツ!シリーズ全体での売上枚数のピークは2013年から2015年の2年間程度であることが見える。
それ以降はいくつか売れ行きが良かったタイミングがあるが、減少していることが見える。
ただし、2012年と2019年ではストリーミング配信など音楽データに対する環境も異なるので、「みんなアイカツ!シリーズの曲を聞かなくなった」ということではないと思う。
タイトル別でもう少し細かく見てみる。
『アイカツフレンズ!』からの歌唱担当=声優は効果があったのか
※その他についてはシリーズ跨ぎの作品を指しています(「アイカツ!シリーズ」オーケストラコンサート『オケカツ!』アルバムなど)
シリーズ別でみると、『アイカツ!』は5000枚程度は最低限売れているが、それ以降の作品では5000枚を超えることが少なくなってきてる。
『アイカツフレンズ!』から歌唱担当と声優が同じになったが、CD売上という観点でいうと効果がなかったということが言える。
2019年に発売された『「アイカツ!シリーズ」オーケストラコンサート『オケカツ!』アルバム』は完全受注生産商品にも関わらず売れ行きはよかったよう。
この結果からおそらくオケカツ!は再演される可能性が高いという点、オールアイカツ!として『アイカツ!』が今後も商品展開されているだろうということが推測できる。
もう少し細かく見てみる
CDタイトル別の売上枚数の範囲
CDタイトル別で売上枚数を見てみる。
上のグラフの通り上位は『アイカツ!』でリリースされたCDとなる。
この図を見るといくつか固まっている場所がある。
これを見る限りシングルCD売上枚数の目標が大体この範囲なのかなというのが推測できる。
各作品の売上枚数の範囲を見ても、売上枚数が減少していることが分かる。
ベストアルバムはよく売れる
上のグラフからCDタイトルの売上トップ10を見てみる。
ベスト3はすべて『アイカツ!』1期関連のCDのため、ここからもアイカツ!シリーズ全体のピークは『アイカツ!』の前半であったと仮説付けられる。
また売上枚数のベスト5をみると、『Calendar Girls』『Shining Star*』『Lovely Party!!』ベストアルバムがすべて入っている。
アイカツシリーズででたベストアルバムがグラフのどの辺に位置しているかというと
周りの売上枚数より特質して伸びているものがそれに該当する。
つまり、アイカツ!のベストアルバムは売れる傾向にあるということが分かる。
個人的にも子供が車で「アイカツスターズ!」のCDを聞きたいと言っているが、ベストアルバムは出ているのかという質問を受けたことがあった。
どうやらシングルやミニアルバムをこまめに出すよりも、ベストアルバムという形式で売ったほうが子供を持つ親は買ってくれる可能性が高いのかもしれない。
『アイカツスターズ!』開始時の期待値の高さ
CD売上トップ10を見ると、「アイカツスターズ!」からも『スタートライン!/episode Solo』がランクインしていて、期待度はかなり高かったのでは?と想像できる。
自分が見ていたところ範囲だと、アイカツ!ロスが激しくて「アイカツスターズ!」微妙みたいな風潮だったので、この結果は面白い。
CD売上高からわかること
年別でCD売上高とCD売上枚数を比較してみる。
アイカツ!シリーズのコンテンツとしては『アイカツ!』から『アイカツスターズ!』に移り変わる2016年が大きな転換点と言える。
いかに次作品である『アイカツスターズ!』引継ぐかという点、前作ファンを「フォトカツ」で誘導させて「アイカツ!」シリーズをコンテンツとして盛り上げようという状況だったのではないかと感じる。
ただし、『アイカツスターズ!』時期である2016年から2017年の売上高を見ると『アイカツ!』の力に頼っているように見える。
2017年のCD売上枚数としては『アイカツ!』の数はそんなに高くないはずなのに、売上高が高いのはなぜなのか。
要因は2017年06月に発売された「アイカツ! COMPLETE CD-BOX」。
*1
このCDは完全限定生産、単価3万円だったが、2017年のCD売上のほとんどを占めるほど売れていた。
ベストアルバムは売れるということ、ターゲット層に大人が入ってきていることが分かる。
アイカツ!の人気があった時期は?
CD売上枚数から見る限り、オレンジ部に該当する期間がここが一番コンテンツ的にも人気があったのではないか?と推測される。
それは本当なのか?という点を確認していく
アイカツ!シリーズの人気が高い時期を確認する
アイカツ!シリーズの人気を見るにあたってgoogleTrendsを使用する。これを使うことでgoogleでキーワード検索した数が分かる。つまりみんなが気になって調べた時期が分かる。
グラフについて説明すると、
- CDの発売月別でのCD売上枚数が赤色の折れ線
- googleTrendsの結果が緑の折れ線
この図でアイカツ!シリーズが「バズってネットで盛り上がっているとき、CDは売れているのか?」が確認できる。
CDの売上枚数と人気は関係ある?
googleTrendsの検索数と比較した場合、CD売上よりも前から盛り上がり始めているように見える。(オレンジがCD売上のみ)
また、オレ的ゲーム速報@刃で「アイカツ」を含む投稿数も見てみる。
この手のまとめサイトは基本的に今人気のある内容の上澄みをとってくるものが多く、まとめサイト管理者がまとめるイコール、ネットでバズっているということが言える。
これを見てもCD売上枚数が高い時期はコンテンツが盛り上がっていたということが言える。
『アイカツ!』のピークは2013年末から2014年
今までの話をまとめると、アイカツ!シリーズの人気があった時期は、2013年末から2014までとみてよい。
2013年末の『アイカツ!』は、この時期何があったんだと思ったら
2013年12月26日放送の第63話「紅白アイカツ合戦!」での星宮いちごのセリフ。
『アイカツ!』に関してあまり知らない人が知っているだろうセリフがちょうどこのころ。
『アイカツ!』がもう1度盛り上がる時期
ピーク時の2013年12月から緩やかに下降していくが、2014年12月に1度盛り上がる時期がある。
それはどういう時期だったのか。
『劇場版 アイカツ!』が公開された月(2014年12月13日公開)!
始めてのアイカツ!シリーズの劇場版だってこともあってか、感想を書いたりする人が多かったんじゃないかなと。
映画も星宮いちごがトップアイドルを目指す物語のクライマックスでもあったため、盛り上がったのだと思う。*2
気になるのは、グラフを見る限り星宮いちご編でみんなの「アイカツ!という物語」は完結してしまったのでは?ということ。
悪く言うと主人公の代替わりに失敗した?可能性が考えられる。
CD売上的に2019年はどうなるのか
CD売上からみたアイカツ!シリーズは、正直苦戦している状況だと言える。2019年7月現在の売上高のまま推移した場合、2018年の売上が越えられない可能性がある。
CD売上が振るわない分、別の方法でコンテンツの収益を上げる必要性があると言える。
最後に
みんなCD買おう!
TVアニメ/データカードダス 『アイカツフレンズ! 』 2ndシーズン OP/EDテーマ「ひとりじゃない! / Be star」
- アーティスト: BEST FRIENDS!
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2019/04/24
- メディア: CD
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更新履歴
2019年7月14日更新2018年6月5日更新
2017年11月10日新規作成
Amazon SQSについて勉強
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受けるため、改めてAmazon Web Service(AWS)の勉強をする。
今回もこの本を一読したうえで機能単位で勉強していく。
Amazon Single Queue Service(SQS)
プロセス間通信などのスレッド間通信に使用されるコンポーネントでデータを伝達するポーリング型キューサービス送信元から来たデータをキューとして保持しておいて、受信先が拾ってくるのを待っているシステム。(PULL方式)
SQLの特徴
- セキュリティ:利用ユーザのアクセス制御やメッセージのサーバーサイド暗号化が可能
- 耐久性:複数のサーバやデータセンターに全メッセージを重複して保持する
- 可用性:分散キューモデルを採用することでメッセージの送信/受信の可用性を向上させる
- スケーラビリティ:ほぼ無制限のTPS(Transactions Per Secound)をサポート
- フルマネージド型
- 初期投資不要
SQSの構成要素
大きく二つの要素がある。
メッセージサイズ
メッセージ保持期間
メッセージサイズ
プロデューサが生成するデータを指す。メッセージは画像などの大きいデータは送信することができない。最大256KBまで
メッセージ保持期間
メッセージをキューイングする。分散キュー。
削除されないメッセージはデフォルトで4日間保持する。
保持期間は60秒から最大14日間まで。
SQSの利用ケース
バッファリング
ワークキュー
リクエストのオフロード
ターゲットのファンアウト
並列処理構成
キューの特徴
スタンダードキューとFIFOキューの二つが存在する。
また、キューのメッセージ取得方法は、ショートポーリングとロングポーリングで二つ存在する。
キューの種類
スタンダードキュー
スループットが無制限である代わりに、同じメッセージを2回は配信する可能性がある。また、送信順番も変更される可能性がある。
同じメッセージ複数回配信してしまう可能性がある場合、問題があるので以下のように設計することで回避が可能。
プロデューサ側のメッセージに重複排除用のIDなどの情報を設定し、DynamoDBなどを活用して処理済みでないことを判定する仕組みを導入する。
FIFOキュー
1回のみ配信し、先入先出で順序性を保つことができる一方で、1秒間300件の送信、受信、削除しかできない。スタンダードキューに加えて若干課金額が赤い。
メッセージの取得方法
ショートポーリング
キューに問い合わせしたときにSQS上にメッセージがない(キューが空)の状態でも空であるというリターンをする。短い期間で問い合わせを数回行うので課金額が高くなる。
複数存在するSQSキューを順番に回って複数のキューを取得するような場合に使用する。
ロングポーリング
キューに問い合わせしたときにSQS上にメッセージがない(キューが空)の状態の場合は、タイムアウド時間までメッセージがやってくるか待つ。タイムアウトは最大20秒。
一般的にはこっちを使用する。
可視性タイムアウト
複数のコンシューマ(送信先)が同じメッセージをPULLしないように、処理中のものは一定期間(30秒)見えない状態にしておく機能のこと。
複数のコンシューマが同じメッセージを処理するのを防ぐのが目的。
コンシューマ側がもし処理中にアプリケーション側でエラーになり、キューを処理できなかった場合は再度見えるようになりほかのコンシューマが処理できるようになる。
スタンダードキューはそもそもメッセージを複数送信する可能性があるため、可視性タイムアウトで対応しきれない可能性があるのが注意点。
遅延キュー
リトライ処理など一旦準備が整うではさせたくないなど、メッセージの処理を一定期間させたくない場合に使用する。
その期間はメッセージをPULLできない(無敵時間的なやつ)
デッドレターキュー
正常処理できないメッセージがキューに存在し続けてしまうと、後続が永遠と処理がされなくなる問題があるため、キューの受信数を超過した場合に、別のキュー置き場に移動するというもの。
キューがうまく処理できない原因を徴する場合に使用する。
KMSを使用してのサーバーサイド暗号化
KMSを使用してキュー内のメッセージ本文を暗号化できる(KMSを使用しなければできない。つまりデフォルトではできないのが注意)
SQSを使用した優先度順の設定
ふたつのSQSキューを用意することで優先度を分けることができる。AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトの試験メモ
「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」の(2018 年 2 月リリース版)(SAA)を受けた!
そして落ちた!
合格ボーダー72%の68%なので残り4%。
配点は明かされていないけど問題数56問*1だったので、単純計算であと2問答えらえていたら突破していたはず。
改善点があったので、忘れないように記載する。
感想
今回2回目を受けてみて、正直いけるなーこれっていう感覚が強かった。なので、正直不合格はえっ、ってなった。
1回目は用語の意味とかあまりわからずみたいな感じだったけど、黒本ベースで勉強していった成果か、出題内容からイメージがネットワークのイメージがついてきたかなと。
徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト ? アソシエイト教科書
- 作者: ??部昭寛,宮?光平,菖蒲淳司,株式会社ソキウス・ジャパン
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- 発売日: 2019/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2回目受けてみて、出題傾向としては
- AutoScailing(CM流すとアクセスがすごいくるんだけど、どうしたらいいのか的なやつ)
- ELBのうちCLBを使うかALBを使うかなど
- EBSのボリュームタイプ
- EBS vs データベース vs 他ストレージサービス
- データベースのサービス(特にRDSとDynamoDB周り)
- S3のストレージタイプ
- CloudWatchアラートかEVENTSか
- Route54のDNS問題(俺が苦手なところだったので印象深い)
- Lambda(選択肢に入っていることが多い印象。VPC内でLambdaを使うとか、Lambdaの権限とか)
こんな感じだったような気がする。
改善点
試験前の勉強
勉強は1日1~2時間程度×15日くらいで比較的ちゃんとやっていたような気がする。勉強の観点として、サービスベースの話を理解していったが、可用性耐用性、コストという観点でストレージサービスとの比較ができていなかったのかなというのが反省点。
出題傾向も結局「可用性が維持できて且つコストが抑えられる構成は?」みたいな質問傾向なので、そこを抑えていけばもう少し得点伸びるかなと思う。
試験3日前くらいに以下サイトを見て、うわ全然分からねーみたいになって丸暗記体制に入ったのは失敗だった。
正直こんなくそ難しい問題は出ていなかったように思える。たぶんプロフェッショナルでお世話になるやつだろう。
試験の受け方
今回特に感じたのは、試験の受け方の悪さだったと思う。マナーが悪いとかそういうことではなく、気持ちの維持という観点。
おそらく最後ちゃんと見直しをしておけば、受かっていたのかなとも思う。
最終問題を解いた時点で残り時間50分くらい余っているのにも関わらず、自分の中で試験終わった感に満たされて「大丈夫だろ」な感じで終了してしまったので、あそこでもう少し粘っておけば変わっていたのかもしれないと。
俺は元来問題見逃しによるケアレスミスが多く、模擬試験やったときも「あーこれ読めていれば確実に正解できた」みたいな問題が多かったので特にそう思う。
ただ、「自分の中での試験終わった感」をひきずったまま、さあ見直しといってもできなかったので、ルーティンワークとして終わったら5分休憩。気持ちを無にしてから臨むように心がける。
あきらめない心。
今後
次回とっとと受けたいが、7月は出張で数週間家にいないのでそれまでに片を付けるか、終わってから臨むか。出張先で受けてもいいけども。
*1:100%/56問=約1.79なので、72%の時は約40問、68%の時は約38問