プリキュアの数字はどこからやってみるのか『ゼロからわかるプリキュアの数字』を読んだ
アイカツ!の分析をやるにあたってどういうデータを収集することができるのかと考えていた時に、
プリキュアの分析をやられているkasumiさんの同人誌が思いっきり同じような話を書いている感じだったのでBOOTHにて購入。
技術に関する本は基本的にデータがある前提で話が進む。
いざ描画したくても何を描画したらいいんだ?となっていまうことが多い。
そのため、この手のデータ収集について書かれている本は個人的に貴重だと思っている。
個人的には分析はデータ取集(どこから・どうやって)と何で表現するのかが一番難しく、実際の実装はそんなに難易度はそこまで高くない(と思っている)。
この本は「プリキュアの数字ブログ」で分析されている内容について、どこからデータを取得しているのか、取得している内容の解説がメインとなる。
個人的に決算短信の読み方を知りたくて読み始めたのだが、この本を読めば見方が理解できると思う。
視聴率分析では視聴率の誤差や、プリキュアはいったい何人見ているのかと収集から一歩踏み込んだ内容についても記載されているので、ひとつの情報に対しての視点というのも見るのにも勉強になると思う。*1
この本はあくまでデータの収集方法についてのみ記載されているため、その情報をどのようなグラフにしたらいいのだろうかという次のステップに関しての情報は書かれていない。
そのため、これを読めばあとグラフを何らかの形で描画するだけということにはならないので、ネットに存在するグラフを見るなりして傾向を勉強する必要があるのだけ注意が必要。