アイドルマスターシリーズのキャラクター230人のスタイルの良し悪しを分析する
最近Azure Machine Learningで機械学習の世界に入ってきたので、機械学習で何か面白いことができないかなといろいろ探っているところ。
たまたま見つけた『ラブライブ!』のキャラクターのスリーサイズを元にクラスタリングするというネタがあって面白そうだったので、真似してやってみる。
※Azure Machine Learning的な話は興味ない層もいるので、一旦設定画面等は省きます。
目次
- Azure Machine Learningでの分析について
- スタイルがあまり良くないキャラクターはほとんどが子供
- ほとんどのキャラクターのスタイルは普通
- スタイルの良いキャラクターはバストとヒップの値が大きい
Azure Machine Learningでの分析について
○分析のデータは以前やったアイドルになれる年齢・体型の分析のものを使用(2016/6/22断面)。
内訳 ※が今回の分析対象詳細
・アイドルマスター
: 13人*1
・アイドルマスター シンデレラガールズ
:180人*2
→BWH情報が不明な大沼 くるみ、双葉 杏、佐藤 心を除外。
・アイドルマスターミリオンライブ!
: 37人*3
○キャラクターのバスト、ウェスト、ヒップ、BMIの情報から、スタイルを3段階に分類*4
・良い
・普通
・あまり良くない
スタイルがあまり良くないキャラクターはほとんどが子供
ちょっと長いですが、スタイルがあまり良くないキャラクターの一覧
なんとなく低年齢のキャラクターが多いような気がする。
この一覧だとわかりにくいので、年齢で分布を確認してみると
やっぱり13歳~16歳までのキャラクターが多い。
機械学習で導き出されたスタイルの良くないキャラクターは、
スタイルが良くないのではなく、成長中のキャラクターを分類していたのではないか。
よかったね千早……。まだまだ成長できるよ……。
この辺は合法ロリなんでセーフ
ほとんどのキャラクターのスタイルは普通
長いですが、スタイルが普通のキャラクターの一覧
こんなに長い割には正直何も言うことがない。
年齢の分布を見ても15歳~20歳くらいの分布。
アイドルマスターシリーズ自体の年齢の分布が14際~19歳あたり*5なので、年齢に特徴があるわけでもない。
6割くらいのキャラクターが普通に該当するので、アイドルマスターの世界ではこの辺のスタイルは普通に該当すると言える(ホントか?)
スタイルの良いキャラクターはバストとヒップの値が大きい
スタイルが良いのキャラクターの一覧
これを見る限り、バストとヒップの値が大きいキャラクターが分類されていることが分かる。
なんとなくこの辺は想定通りな感じがしますね。
・
・
・
ん?
え?
ヒーローだからね。しょうがないね。
*1:アイドルマスター及びアイドルマスター2での対象アイドルが対象
*2:IM@S CG DBのアイドル一覧IM@S CG DB | アイドル一覧に記載されているアイドルが対象
*3:wikipediaに記載されているアイドルが対象 アイドルマスター ミリオンライブ! - Wikipedia
*4:K-means法
イミフの状態から立ち上がる
新しい仕事のためAzureMachineLearningを触り始めている。
が、全然分からない。
全然分からないって何がどうわからないのかと質問されたら、「そもそも何をしたらいいのか分からん」というレベルの分からなさ。入口立ててないっす。
取り敢えずチュートリアルと動画を見ながら触ってはいるものの、言われているからやっている感。
それではダメだと思うんだが腹落ちしていないからか全く頭に入ってこない。いかん。
とはいえ仕事をしているので、何かしらの成果を提示する必要があるし、
ああ、俺はホントにダメだなーなんて思ったりするんだが、その時になんかTableau最初に勉強してた時もそんな感じだったなと思い返したりする。
tableauさっぱりできん
— kawase (@snofra) 2016年4月26日
Tableauは使い始めて4ヶ月くらい仕事とプライベートで使い倒しているので、ある程度は使えるし、
今となっては会社唯一の有識者となったけど、最初は全く分からず全然頭にクエスチョンマーク出まくってた。
その時の最初の壁もこのイミフの状態からいかに立ち上がるかだった。
Tableauの場合どう突破したのか。
Tableauは他に有識者がいない状態でのスタートでAzureMachineLearningの今とそんなに変わらない。最初の立ち上がりのところで覚えているのが
- とにかく躓きまくって該当する資料をググりまくる
- TableauPublicのイケてるダッシュボードをどんどん拾って情報を吸収する
- 業務中だけでは覚えきれないので、プライベートでも勉強する
このあたりだと思う。
特にプライベートで勉強するという点で、仕事に関連することではなく、好きなものと組み合わせるというところでうまくいったんじゃないかと思う。
それがアイカツ!だったり遊戯王に関連する分析だったりするんだが、
そういう自分になじみのあるものと関連付けて腹落ちさせるというのが一番の近道なのかもしれない。
あとやってて楽しいので続くというものある。
しかし、AzureMachineLearning――機械学習とアイカツ!、遊戯王をどう結び付けるのか。そこから分かんねえな。
まずはこの辺をプライベートで見ながら覚えていくかー。
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名言。俺も見習わなきゃな……。
追記
こういうのをやればいいんだなw遊戯王WCS2016での使用デッキを分析から予想してみる
Yu-Gi-Oh! World Championship 2016が今週8月20~21日と近づいてる。
Yu-Gi-Oh! World Championship 2016(以下WCS)は遊戯王OCG(日本)と遊戯王TCG(海外)のレギュレーションを組み合わせたものになるため、日本の環境とはまた違うデッキが戦うことになる。*1
遊戯王OCGと遊戯王TCGで発売されているカードが違うというところもあるが、現状の環境とリンクしていないため以下の状態になっているのが現状。
- 日本選考会とWCS時で使用デッキが変わる
- WCS参加者および観覧者がレギュレーションを理解していることが前提
じゃあどんなデッキがWCSに来るの?っていう質問は当然あるので、以前から分析してきた2016年7月環境のデッキ分布からどのデッキが環境に来るのか調査する。
目次
分析について
分析条件は以下の記事とほぼ同じ。snofra.hatenablog.com
・スターライト速報のカテゴリ「遊戯王大会」記載大会を対象とする。
・2016年7月環境の大会を集計対象とする。
・入賞デッキの1~4位を集計対象とする。
・分析は2016年7月1日~2016年7月31日の入賞デッキとする。
結論から言うと
WCSでの使用率トップは【青眼】であると予想。
理由はほとんどのカードが制限されておらず、【DD】、【ABC】、【メタルフォーゼ】デッキはデッキ構築不可レベルまで制限されてしまっているため。
【青眼】の他には【彼岸】、【帝】、【インフェルノイド】あたりが使用されると推測される。
2016年7月実施大会デッキから見たレギュレーション使用デッキ
オレンジに近ければ近いほどWCSのレギュレーションにひっかかるカードを使用しています。
表示順は入賞回数の多い順です。
この一覧を見る限り環境トップである【DD】、【ABC】、【メタルフォーゼ】はデッキ採用率50%のカードの過半数のカードが使用できないことが分かる。
過半数のカードが使えない背景として
- 【DD】【ABC】はストラクチャーデッキが海外未発売
- 【メタルフォーゼ】はザ・ダーク・イリュージョンが海外未発売
が挙げられると思う。*2
またザ・ダーク・イリュージョン以降で強いカード《BF-朧影のゴウフウ》や《餅カエル》、《強欲で貪欲な壺》なども禁止なので
それに頼っているデッキはWCSに登場する可能性は低いと考えられる。
【青眼】や【彼岸】、【帝】、【インフェルノイド】などはWCSのレギュレーションに引っかかっているカードが比較的少ないように思える。
この4デッキはかつて(今)猛威をふるっていたデッキ群にあたるので、このあたりが来るのではないかと推測される。
この一覧ではどのカードが使用できないのかよく分からないので、もう少し詳細に落として確認してみる。
※以下採用率が高ければ色がピンクに近づきます。
※モンスター・魔法・罠・エクストラのそれぞれ使用率トップ10を表示しています。
【DD】デッキ
【DD】はメインになっているカードのほとんどが海外未発売カードのため、採用率の高いカードは軒並み使用不可。
また【DD】デッキで2枚採用されている《DDD烈火王テムジン》も禁止のため、使用不可。
よく使われる《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》《DDスワラル・スライム》《DDネクロ・スライム》の3枚はレギュレーションには存在しないが、WCSで使用されるのは厳ししいだろうと思われる。
【ABC】デッキ
メインギミックすべて海外未発売カードのため、使用不可。
【メタルフォーゼ】デッキ
メインギミックすべて海外未発売カードのため、使用不可。
【青眼】デッキ
モンスターカードでレギュレーションに引っかかるカードが0、エクストラも《森羅の姫芽宮》くらいでほとんど影響がない。
《死者蘇生》が禁止だが、そのほかよく使われる蘇生カード《復活の福音》《ソウル・チャージ》は日本環境と同じなため、【青眼】が優勝候補の一角と考えていい。
【HERO】デッキ
最近よく使われる《餅カエル》は海外未発売で使用不可。
《E・HERO エアーマン》は禁止、《E・HERO シャドーミスト》制限という状況のため、【HERO】デッキ単体ではWCS使用は難しい。
【シンクロダーク】デッキ
《BF-朧影のゴウフウ》が海外未発売カードのため、使用不可。
《BF-朧影のゴウフウ》《瑚之龍》が禁止なところからWCS使用は難しい。
【ガエル】デッキ
メインギミックの《餅カエル》は海外未発売で使用不可。
【彼岸】デッキ
【彼岸】デッキ自体のギミックはほとんど潰されている状態。
ただ、【SR幻影彼岸】として考えたらSRカードも幻影騎士団カードも制限されていないので、WCSで使用される機会が多いか。
日本環境から考えると《彼岸の悪鬼 ガトルホッグ》準制限、《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》制限をどうクリアするかが問題。
【影霊衣】デッキ
このデッキのよく使われる《影霊衣の術士 シュリット》《儀式魔人リリーサー》が禁止はあまりにも痛い。
また《旧神ヌトス》《外神ナイアルラ》も禁止のため、【影霊衣】デッキはWCSでの使用は難しい。
【帝】デッキ
【帝】デッキ自体で直接影響があるのは《真帝王領域》《汎神の帝王》の制限くらいで、日本環境とほぼ変わらない認識でいいはず。
《真帝王領域》《汎神の帝王》の2枚が強かったというところもあるが、ワンチャンあるデッキと言える。
【インフェルノイド】デッキ
《旧神ヌトス》《手札抹殺》の禁止をどう捉えるかというところが使用されるか否かのポイントだと思われる。
《名推理》《モンスターゲート》は日本環境と同じく制限なので、ワンチャンあるデッキかもしれない。
【クリフォート】デッキ
《クリフォート・ツール》が制限なので、【クリフォート】デッキの展開力は生かしにくい状態になっている。
《アポクリフォート・キラー》も禁止で制圧できるカードも失ってしまったため、WCSでの使用は難しい。
【ジャンクドッペル】デッキ
【シンクロダーク】デッキと同じように《BF-朧影のゴウフウ》が海外未発売カードのため、WCSでの使用は難しいか。
【妖仙獣】デッキ
【妖仙獣】デッキ自体で制限されているカードはないが、対【青眼】デッキとなった時に《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》が禁止というのはかなり痛い。
《激流葬》も制限で【妖仙獣】デッキの特性を生かすことができないように思える。
【竜星】デッキ
《源竜星-ボウテンコウ》等【竜星】デッキを底上げした新規カードが海外未発売で使えないのがかなり痛い。
新規以前のカードはすべて使用可能だが、対【青眼】デッキ相手では分が悪いように思える。
WCSで思うこと
この分析と全然関係ない内容で申し訳ない。WCSっていまいち盛り上がりに欠けてるなっていうのは前々から思っていて、要因のひとつに公式があまりやる気ないというのが挙げられる。
レギュレーションや当日のライブ配信の情報の共有がホントに遅い。
レギュレーションの共有が8月10日だったんだが、もっと前から公開してもいいんじゃないかと思うんだが、何か理由があるのか?
ライブ配信するなら日本語実況しろよと。
取り敢えずライブ配信しときゃいいんだろ感がすごい。
英語でもいいけど、夏の祭典感だすんならそこは微妙でもいいからカリスマ出てきてもいいだろと。仕事しろ仕事。
「アイカツ!」シリーズの個人的素晴らしい3DCGライブ6選
「アイカツ!」シリーズで外すことのできないもののひとつに3DCGを使ったライブシーンがある。
CG技術も徐々に進歩してきて、今ではかなりクオリティの高いものができている。
数あるライブシーンの中から俺がぐっと来たものを『アイカツ!』と『アイカツスターズ!』から6つ紹介したいと思う。
3DCG技術が皆無なので、技術的なことは一切言えず、これすげえくらいしか言えないです。申し訳ない。
この辺まで詳細に説明できればいいんだけど、3DCG興味あるのでそのうち3DCGの門もたたいてみたい。*1
smith-kun.blog.so-net.ne.jp
※全てニコニコ動画なので、会員登録していないと見れないです。すみません。
アイカツ!
『アイカツ!』は色々あって悩んだんだが、俺が結構衝撃を受けたものを4つ紹介させてください。「stranger alien」
霧矢あおい推しなので一番目に。すんません。
90話「ひらめく☆未来ガール」より。
このライブシーンのいいところはミュージックビデオ風という今までにない演出。
曲名の表示と白バックのそれっぽさがすごい。
「Chica×Chica」
174話「私のMove on now!」より。
この曲、情熱ハラペーニョ版、バニラチリペッパー版と色々バージョンがあるんだけど本放送で見て感動したソロバージョン。
このライブシーンはとにかく影の描写。
プリキュアシリーズではあまり影の描写というものがなかったので、その斬新さに驚いた記憶がある。
これほんとすごい
「笑顔のSuncatcher」
78話「ミラクルはじまる!」より。
とても夏らしい曲。
このライブシーンはカメラワークがすごくいい。
あと神崎美月の全くもってイメージに合わないところとかw
「アイドル活動!」(大空あかり版(初期))
76話「びっくり☆フレッシュガール!」より。
このライブシーンはすごい印象深くて、まだアイドルにもなっていない大空あかりの下手さという演出がよくできてる。
プリキュアもラブライブもそうだけど、3DCGでのダンスパートって失敗しないんだよね。当たり前なんだけど。
そういう意味ではもっと注目されていいライブシーンだと思う。
声裏返してしまうところも面白い。
このバージョンでCDにしてくれ!
「カレンダーガール」
178話「最高のプレゼント」より。
最終回バージョンでSoleil&Luminasのダンスシーン。
挿入歌や特殊EDでも使われた『アイカツ!』といえばって言う曲。
最終回で1年目EDを持ってくるあたりホントスタッフ分かってる。
このエントリのトップ画像にも張ったけど、いちごちゃんのこの表情がすごくいい。
アイカツスターズ!
香澄姉妹の2曲を紹介させてください。なんつうかもう曲素晴らしすぎて
未来トランジットくっそいい曲
— kawase (@snofra) 2016年6月22日
summer tears diary名曲だわ。
— kawase (@snofra) 2016年7月27日
いい……しかいえない感じですまん。
「未来トランジット」
8話「小さな輝き」より。
カメラがぐりぐり動く。
舞台がランウェイで思い出すのが『アイカツ!』5話「ラン! ランウェイ!」なんだけど、それに比べたらホント進歩したなと実感する。
「Summer Tears Diary」
14話「真昼の決闘!」より。
香澄姉妹版と香澄真昼ソロ版があるんだけど、ソロ版。
カメラがぐりぐり動くのと舞台演出が秀逸。
ソロ版にしたのは、最初のインパクトが大きかったというのと歌詞の「Ah,」のところがいいんだよね。
*1:Unityの入門書が誇りかぶっている状態……
アイカツ!の歌は何を語っているのか81曲から分析する
2016年8月15日:アイカツ!を現している曲の作詞家について追記
本日12時から放送の「劇場版アイカツ!」の地上波初放送観た。やっぱりすばらしい。
アイカツはいいな…
— kawase (@snofra) 2016年8月11日
思わず出てしまうくらい素晴らしい映画。
始めてみたときはまだ追いかけてアニメみているところだったんだけど、改めて見ると終盤の神崎美月と星宮いちごとのバトンの受け渡しからアイカツランキングの変わるシーンは神がかってるな。
俺は霧矢あおい最後の「穏やかじゃない」で目からブレインサンダー不可避。
いやホントあおいちゃんのいちごちゃんが絡んだときの普通の女の子な感じ大好きだわ。
50話も涙なくしては見れない……。
「劇場版アイカツスターズ!」の公開前に『アイカツ!』の話題を幾つかやっていこうと思っていて、その一環として以前やったアイカツ!OPEDの分析をも少し広げて、アイカツ!全体ではどういう歌を歌っているのかを分析してみる。
snofra.hatenablog.com
分析内容について
- 「うたまっぷ」にて『アイカツ!』の歌詞を確認
- バージョン違い(アイドル活動!~あかりソロ Ver.~等)は除外
- 解析ソフト「KHCoder」にて分析
頻出150ワード
ベスト5は
1.夢
2.未来
3.ラン
3.今日
5.笑顔
OPEDのみの分析時は上から夢、今日、自分、今、未来。
「夢」「未来」「今日」は『アイカツ!』の曲全体で見たときも変わらず歌われるテーマということが分かる。
歌詞から見る『アイカツ!』とは
「今日」から「笑顔」で「未来」、「夢」に向かうアニメなんじゃないかと。
確かに本編でもキャラクター達は自分の夢に向かってアイドル活動(アイカツ!)していく姿を描くアニメなので間違っていないのかなと。
ちなみにランは「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」と「CHU-CHU♡RAINBOW」の2曲で60回でている。
「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」は
ドゥ・ラン・ラン! 回って! 飛びだせ未来はもう目の前で輝いてる (YES, DO RUN RUN) ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!(アイカツ!) ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!(アイカツ!) がんばりましょーね ダイスキで世界をくるくるして RUN RUN!!
とランを44回連打しているというw
共起ネットワーク図
じゃあ歌詞同士のつながりはどうなのかということで、共起ネットワーク図でかくにんしてみる。
ここから見るに「夢」という中心に対し、「未来」「笑顔」「輝く」「光」「世界」「今」「信じる」がつながっている。
「夢」というワードに対し、ものすごくポジティブな言葉が関連付けられているということが分かる。
「キラキラ☆デイズ」でも夢に対して
未来を変える 「もっと もっと」 欲張りなくらいの好奇心で Say!Oh Oh 叫んじゃおうよ 世界中に届けよう ひとりじゃないんだ いつでも 同じ夢 追いかけよう 諦めないって みんなで 前を向いて いつも笑顔で
とポジティブ。
アイカツ!の良さって歌もそうだけど、ポジティブさ思ってて見て聞いていて頑張ろうと思える内容が魅力だと思う。
アイカツ!を現している曲とは
頻出150ワードのベスト10を使ってアイカツを現している曲をみてみると、
「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」
「CHU-CHU♡RAINBOW」
「オリジナルスター☆彡」
「ドラマチックガール」
「START DASH SENSATION」
この5曲になる。
「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」、「CHU-CHU♡RAINBOW」は、ほぼ「ラン」で占められているので、ホントにアイカツを現しているのかというとちょっと疑問かもしれないw
「オリジナルスター☆彡」はOPEDの分析でも一番『アイカツ!』を現している曲で、上位ワードがそのときとほとんど変わっていないので、登場も納得。
歌詞も77話「目指してるスター☆彡」でつかわれていたり、内容も『アイカツ!』らしいと思う。
未来プロデュース 覚悟してね 今日もハートを スペシャルコーデして 磨いていくんだ(まだまだ!) なりたいビジョン 自由自在に いつか絶対! 自分との約束 オリジナルスター 目指していこう☆彡
「ドラマチックガール」はスマホゲーの「アイカツ!フォトonステージ!!」でのイベント曲。
この曲はアニメではなかったSoleilとLuminasが歌っている曲となるので、歌詞にも『アイカツ!』らしさが出たのだと思う。
「START DASH SENSATION」は4期目、あかりジェネレーションでのOPで、OPEDの分析で2番目に『アイカツ!』らしい曲。
そしてこの5曲のポイントとしては「ラン・ラン・ドゥ・ラン・ラン!」以外こだまさおりさんの作詞というところ。
『アイカツ!』のシリーズ構成である加藤陽一さんの奥様に当たる方でもあるので、『アイカツ!』は加藤陽一、こだまさおりご夫妻によってイメージが作られていったといっても過言ではない、かも。
俺個人的には
霧矢あおい推しなので、「prism spiral」や「stranger alien」は外せない。でも一番好きのはやっぱり「lucky train!」。
運は一瞬の流れ星なの キャッチしなきゃ
ホント神。
あかりジェネレーションはどんな物語だったのか
『劇場版アイカツスターズ!』公開記念で大阪で木村隆一監督がセレクトした『アイカツ!』エピソードのオールナイト上映があるという。
ただただ羨ましいに尽きる。
ののリサも北海道アイドルだったんだから、札幌でもやってくれ!
セレクトエピソードも
- アイカツのイメージを作り上げた斧回(12話)
- Soleilの結成回(37話)
- あおい好きな俺にとっては切っても切り離せない1年目(1期)*1最終回(50話)
- あかりの成長物語の序章(97話)
- ひなきの前向きさ、見守る大人の優しさが出るLuminas結成回(147話)
- あかりの成長物語の終焉(177話)
とさすがにいいところ押さえてるなという布陣*2。
俺にとっての神回、97話「秘密の手紙と見えない星」については以前仕事論と組み合わせて考えてみたのでよかったら見て欲しいです。
snofra.hatenablog.com
ああ、羨ましいなー俺も劇場で見たいなと思いながら上映話を眺めていてふと思ったことがあって、
それは3年目(3~4期)ってキャラクターエピソード多くないか?ということだったりする。
セレクトされたエピソードの物語の流れはそれぞれ
■1年目(1期)
いちごのアイドルへのきっかけ(1話)→Soleilの結成(37話)→スターアニス回(41話)→スターライトクイーンカップ(50話)
■2年目(2期)
アイカツ8結成(91話)→2wings結成(95話)→トゥインクル・スター・カップ(99話)
■3年目(3~4期)
ルミナス結成(147話)→スターライトクイーンカップ(177話)
圧倒的に3年目(3~4期)のエピソードが物語主軸とは違うものが選ばれているように思える。
実は3年目(3~4期)、いわゆるあかりジェネレーションにはストーリーがなかったのではないか?
いちごとあかりは誰と戦うのか
あかりジェネレーションにはストーリーがなかったのでは?言ってもちゃんとあかりジェネレーションにだって根幹となるエピソードはある。
それは星宮いちごに追いついてスターライトクイーンになるということ。
「劇場版アイカツ!大スター宮いちごまつり」や125話「あこがれの向こう側」でもあかりの口から明言されている。
ものすごい重要な回だと思ってたんだけどセレクトされてない何故?
じゃあ星宮いちごとオーディションや対決ライブをやるのかと言えば、LuminasとSoleilが戦う151話「ステージの光」まで対決形式のライブはなかった。
星宮いちご時代はどうだったかというと、神崎美月がトップランナーとして存在しそれを追いかけるストーリー。
ここまでは大空あかりと変わらないが、この2人は常にステージ上で戦っている。
・フレッシュガールズカップ(27話「開幕☆フレッシュガールズカップ」~28話「美月とスッポン」)
・スターライトクイーンカップ(49話「輝きが向かう場所」~50話「思い出は未来のなかに」)
・Soleil vs WM(88話「伝説をつむぐ場所」)
・2wings vs WM(99話「花の涙」~100話「夢へのツバサ」)
常に戦い相手を求める姿勢
毎度毎度解散したがる
ホント神崎美月は戦闘民族やで……。
星宮いちごvs大空あかりという構図が少ないもの、物語上いちごがで全国ツアーという名目で一時離脱(125話「あこがれの向こう側」)するからだ。
そのときにあかりジェネレーションという物語が、今までのトップランナーを壁として乗り越える物語ではなく、トップランナーを目標とて共存する物語になったのだと思う。
その結果として最終回の一緒にステージに立つ、というところにつながるんだと思う。
あかジェネはあかりが周りに寄り添う物語
俺は3年目(3~4期)、あかりジェネレーションはあかりが周りと共存・調和する物語だと勝手に思ってる。
その要因のひとつとして、キャラクターの多さ、そのキャラクターをフォーカスした回が多くなってきたというのが挙げられる。
また、大空あかり自体には2年目(2期)96話「レッツ!あかりサマー!」や97話「秘密の手紙と見えない星」のような成長するストーリーがあまりないというのもそうだと言える。
キャラクターの多さっていうのは3年目(3~4期)に特徴的なユニットを結成する頻度の高さにも当てはまる。
2人ユニットだとダンシングディーバ、情熱ハラペーニョ、Skips♪、あまふわ☆なでしこ
3人ユニットだとLuminas、バニラチリペッパー
悪く言うと余りにも多くなりすぎたキャラクターの一括で処理するためにユニットという選択。
でも俺は、多くなったキャラクターにフォーカスした物語作りに移り変わったことで、大空あかりの物語ではなく、大空あかりがキャラクターに寄り添う物語になったんじゃないかと思っている*3。
それが、152話「出会いに続く道」のアイカツワゴンでの全国ツアーとのときにもあった「出会い」というキーワードと結びつくんじゃないかと思う。
付録
ざくっと出来事と初登場キャラクター、オーディション、結成ユニットをまとめたので載せておく。*4