ヴァイロンとトロイメアを使用したデッキを考えてみる
2010年4月27日に稼働した「DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!-」の新規テーマ「ヴァイロン」を使用したデッキ。
このカテゴリ群が登場したとき、カードデザインが個人的に好みで集めたことを覚えているんだが、デッキコンセプトが「シンクロ」と「装備魔法」だったので、フリーでもきついとことがあった。
リンク召喚が出てきてある程度戦えるようになってきたので、動かし方をメモしておく。
デッキレシピ
コンセプト
ヴァイロンデッキは、以下2つが有名どころだと思う。- 「ヴァイロン・シグマ」でのワンキル
- 「静寂のロッド-ケースト」を使用した「ヴァイロン・オメガ」(いわゆるケーストループ)
俺が思うに「ヴァイロン・シグマ」はワンキルできなかったとき、そのまま泥試合に突入するし、ケーストループは安定性に欠けるかなと。
ある程度安定して盤面固められるのが、「ヴァイロン・エプシロン」軸かなと思い、そちらをメインに使用するデッキにする。
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守1200
光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードに装備された装備カードは、カードの効果の対象にならない。
また、1ターンに1度、このカードに装備された装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。
ヴァイロン自体に汎用的な特殊召喚モンスターがなく他のカードでフォローするしかないので、以下のカードと「ヴァイロン・プリズム」でシンクロ召喚する形になる。
- 「フォトン・スラッシャー」
- 「召喚僧サモンプリースト」
- 「ワンタイム・パスワード」
単純に打点であれば、「ヴァイロン・エプシロン」の元々の攻撃力2800+「ヴァイロン・プリズム」効果で攻撃力1000で、3800まで上がるので戦闘破壊はあまり心配していないんだけど、この時代効果による除去がメインなので、攻撃力に頼るのは難しい。
ある程度、盤面を固めておきたいという意図があり、昨今の【剛鬼】デッキを参考にした「トロイメア」との組み合わせて安定性を上げる。
「召喚僧サモンプリースト」1枚からの展開
「召喚僧サモンプリースト」が手札になければ「終末の騎士」からでもある程度で展開することはできる。
後続で「ヴァイロン・アルファ」と特殊召喚したときに墓地から装備させるので、戦闘破壊という点で有利な「月鏡の盾」を墓地に送る。
ヴァイロンは戦士族チューナーがいないので、なんでもいい戦士族チューナーになる。
「ヴァイロン・マター」を使用するなら、ここで3枚分ヴァイロンの装備カードを墓地に送っておく。
「フォトン・スラッシャー」でなくてもいいが、次ターン以降の展開のことを考えて特殊召喚して他ヴァイロンカードをサポートできる「フォトン・スラッシャー」にしている。
「水晶機巧-ハリファイバー」の出張パーツの流れ。
「ヴァイロン・キューブ」は機械族なので、「水晶機巧-ハリファイバー」の出張パーツの流れでデッキから特殊召喚が可能。
「水晶機巧-ハリファイバー」からでも「ヴァイロン・キューブ」は出せる。
ただ、「ヴァイロン・プリズム」は雷族なので出すことができないのがつらい。
「D-HERO ディアボリックガイ」と「ヴァイロン・キューブ」「ヴァイロン・アルファ」を出す。正直他のレベル7シンクロモンスターでもよい。
「リビング・フォッシル」で特殊召喚するモンスターは何でもいいがここでは「屈強の釣り師」にしてる。
回した感想
盤面が安定する
「トロイメア・グリフォン」が立っている状況かつ、ヴァイロンシンクロモンスターが立っているとかなり盤面が固くなるので、かなり安定できている気がする。「トロイメア・グリフォン」に「ヴァイロン・プリズム」や「魔導士の力」を装備させてシンプルに打点をあげていくのもよかった。
トロイメアモンスターは相互リンクさせることで、モンスター自体固くなるが、打点が高くなくていまいち突破力に難があった。
それを装備カードで補えるのが強い。
一度妨害されると立ち直れない
「サモン・ソーサレス」や「水晶機巧-ハリファイバー」を封じられるのと、さすがに8年前のカード群に何かするパワーはないので、そのまま崩れていってしまうことが多い。「墓穴の指名者」を入れてカバーする必要があるなと感じている。
ヴァイロン専用の装備カードの有無
ここが一番悩みどころで、今「ヴァイロン・セグメント」と「ヴァイロン・マテリアル」で5枚体制。ただ汎用的ではないという点で、リンクモンスターに装備できず、手札で腐ることが多い。
「ヴァイロン・セグメント」は「ヴァイロン・エプシロン」を場に維持するのに欲しいところではあるが、何枚入れるかは考える必要があるなと。