すのふら

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日々の備忘録

小学生向けプログラミングコーチ感想

2月16日土曜日にボランティアで小学生向けプログラミングのコーチをしてきた。

今回の内容としては、以下のキットを使ったロボット作りがメインで、プログラミングはGUIで組み合わせる形。
GUIとはいえifやforを使うので、基本的な考え方を学べるかなと思った。

事前に触らせてもらったけど、センサー類も結構あったり使いかたも簡単だった印象。コードをつなげて基盤にはめ込むだけ。
細かいところではつかえるアクチュエータが少なかったりするが子供に向けたツールとしては十分。

プログラミングのGUIもなかなかちゃんとしていて、実装を基盤に転送する際に、処理が通っていない実装をビルドしないようになっていた。

使っていて使いにくいなと思ったのは、センサー類の処理実装が、一度基盤とUSB接続しないと有効にならないこと。
使わないセンサーの処理を実装させないようにするってことなんだろうけど、分業できないので複数人で実施するにはちょっとつらいかなと。


当日の感じ

当日、俺が担当する子供は中学年2人と高学年1人の多学年混成チーム。

3人は知り合いだったようだけど、知らないおっさん一人いるととっつきにくいかなと思って、アイスブレークとして積木式自己紹介を実施。

これで打ち解けてノーヒント好きなもの当てクイズみたいな、ハイレベルすぎるクイズが出題されて、これが小学生かーみたいな感じを受けた。

中学年の子供がちょっと落ち着きがなくて、キットのブロック遊びに終始してしまい、小学校の先生のドライブ力ってすごいなというのを理解した。


高学年の子は、もともと適正値が高いのかプログラミング的な思考や考える力がちゃんと備わっていて、if文に入らないのはなぜだや、やりたいことをどう実装するかをしっかり考えられている印象だった。

中学年と高学年たった数年の差だけどかなり違うんだなという感じだった。


成果物

うちのチームの最終成果物は、中学年の子供がどうしてもブロック遊びをやめなかったので、デザイン先行型のなんだがよくわからないオブジェが完成しただけだった。

要件や設計をデザイナーが全部ひっくり返してくるチームビルディング失敗パターンな感じだったが、子供受けはすごくよかった。

人だかりはすごかったが、これは何を目的に作られたのという質問に何も返せない産物ではあった。芸術。


感想

別チームの人と話しても高学年は考える力がしっかり身についているという話だったので、高学年からプログラミングを勉強していっても考えられるし、論理的思考をしっかり学べるしいいなと思った。

自分の子供が小学生になったときはプログラミング必修になるのでこういうツールを買い与えて色々触らせてあげるのも面白いかもしれないなー。
今はブロック遊びしかしないだろうけども。