すのふら

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日々の備忘録

映画『Go!プリンセスプリキュア GO!GO!!豪華3本立て!!!』公開中です!

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映画『映画魔法つかいプリキュア!』公開中。※リンク先音声流れます。
影響力皆無のブログなので、宣伝で波紋が広がることはないがプリキュアを愛している人間として宣伝はしておくべきだと思って……。

とりあえず俺は土日で1回ずつ観てきた。
日曜は家族で見に行ったんだが、なんつうか俺が喜んで、且つ家族サービスもできる、且つ子供が喜んで嫁の機嫌もよくなるとかどんだけ素晴らしいイベントなんだよ。神か!

今まで70分程度で、面白いんだが1本でもストーリー的にもう少し尺が欲しいという感想が多々あった中、今作で短編5分、長編50分、中編20分とすることでよりストーリーの尺不足になるんじゃないかと懸念していたんだけど、まあ正直、そんなことはあった。残念ながら駆け足感は否めない。

とはいえストーリーは十分楽しめるので、子供も大人もおねえさんも是非見に行って欲しい。

子供向け映画だと敬遠するのも分かるけど、今のアニメーションってどうなっているのかって技術的側面だけでも十分面白いし、ストーリーは一緒に来ている親向けになってきているから内容がないようではない(はず)。

感想はネタバレになるし、是非映画館で見に行って欲しいので、簡単に思ったことだけ羅列。


■3DCGくるところまできたな

短編と中編が3DCGだったんだが、かなりクオリティが高い。

ED出るたびに技術進歩しているのが見えていたので、ついに20分くらいの作品ならできるようになったのかと。
作品見てても表情面でこれまでのEDで培ってきた成果が出てるなあと感動した。

中編は正直内容がほとんどなくて、スピード感を重視しているように見えた。
世界を駆け抜けていくプリキュアもよかったんだが、3DCGに舵取りしようと思ったら、尺長く取る必要あるし緩急をどう表現しているのかが課題になっていくのかなと。

ディズニーに対抗したいのか

今回の映画やGo!プリンセスプリキュアの後期ED見ていると、かなり意識しているんじゃないかと思った。
短編の如実に意識していますよっていうキャラクターとか、EDの出し方とか、中編の世界観とか直接的間接的にアピールしている*1

クオリティ的には勝負できていると思うが、あとは予算とシナリオがついてくるのかって話なんだろうなあ。


■セルもセルでしかできないことをやっていた

長編でちょっと思ったのは、極力3DCGパート省いてきたなと。
長編まで3DCG取り入れるとメインが3DCGになってしまうからなのかほとんどないし、プリンセスパレスも手書きだったので意識してやってるのかなと。
セルの「力ある表情」は3DCGじゃ表現難しいよなあと。


■最後に

はるトワ派の方、お待たせしました。70分間はるトワが楽しめる作品ですよ。

嫁が言っていたんだが、隣の親が寝ていたらしく、ちょっとこの映画のどの辺で寝るんだよォォォと思った。
端から見る気のない姿勢はやっぱりストーリーは子供向けなんだろと高を括っているのか。そんなことはないからちゃんと見て!と言いたい。

*1:氷の場面があったが、氷描写でアナ雪に対抗――は考えすぎか