すのふら

日々の備忘録

5月読んだ本

読んだ本の内容を忘れないようにメモしておく。
5月から今更kindleを使い始めて読書がはかどるようになってきた。
ただやっぱりデータより実物買ったほうが買った感あっていいよなー。

あと、簡単な感想はツイッターに書いたりしているのでそこから思い出すんだけど、まとめて書くとかなり時間がかかる。
次から1冊単位で書こう。


売る力 / 鈴木敏文

うちの会社のマーケティングチームから鈴木敏文氏の本は読んだほうが良いとの話を聞いて読んでみた。

セブン&アイ・ホールディングスを創り上げた人間の仕事術として、商品のどこをこだわったのかを軸に記載さてている本。

この本の主軸は変わらない視点に対して、いかに新しい要素を加えていくかという点。

ざっくり概要を書く。

新しいものをつくためには

新しいものを作るためには予定調和を壊す必要があるが、それは奇をてらったものでは一時的に話題になっても定着しない。

定着させるためには、変わらない視点に対しひとつアクセントを加えることで発生する、おやみたいなレベルの壊し方が重要。

一時的な爆発力よりも、客に期待を継続させ続けるということが必要。

この本では上質さと手軽さをx,y軸として置いたときにどこに誰も参入していない空白地帯を見つけるかというのが書かれている。

その軸のいずれかが、変わらない視点であってその軸を変えないことが肝要である。

二匹目のどじょうを狙うと大体うまくいかないので、それよりは現代の消費者が最も関心を持つだろう2つの座標軸の空白地帯を見つけること。

ビジネスの成功

ビジネスには運の要素がある程度あるが、運は自分がいかに呼び寄せるような一歩踏み込んだ挑戦や努力をしたかである。

自分がうまくいっていないと思う場合、運よりも自身が何かに縛られていたり、安易に妥協していて幸運と出会いにくい働きかたなのではないか。

畑違いでも観点は同じ

自分とは全然畑違いだが、自分が言われることや意識しようとしている観点が同じだなと思うことがあった。

特に変わらない視点に対して何を組み合わせていくかという点は、自分がどの分野で生きていくかを決めるときに役立つんじゃないかと思う。

自分の視点がない状態でプロジェクトにいた場合に、提案されるものに対してこうだという理由も出しにくいし、逆に言われたことに対する突込みも出てこない。

そういう点でいかに自分の変わらない観点を持つかっていうのは大切だし死ぬ程言われていることなので。


非社交的社交性 大人になるということ / 中島義道

中島義道を薦められたので、読んでみた。

全2部構成で1章が自身の半生を顧みるもの、2章が自身の主催する哲学塾にいる不思議な人たちについて書いたもの。エッセイみたいな本。

カントを研究している人なので、カントの哲学について書かれている。

自殺

その中で完全義務と不完全義務について書かれていて、自殺は楽になりたいという気持ちからくるのであれば、それは理性よりも快楽を求めるため完全義務に反するというのはなるほどなと思った。
qlocozy.com

他人を恐れる

他人を恐れる人は決まって他人による自分の評価を恐れる人、他人によく思われたいという気持ちが強い人である。
どうせと呟いて自暴自棄にならないためには、自分を評価する2つのいずれかの存在が必要。

  1. 自分のやっていることが認められること
  2. 自分を心から愛する人、評価する人、理解する人が存在すること

これはよくツイッターで言われるような承認欲求を満たすにはに該当する内容で、俺も承認欲求を満たされたいので、俺のやってることを誰か認めて理解してちやほやしてくださいw


最速の仕事術はプログラマーが知っている / 清水亮

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

有名プログラマ清水亮のライフハック本。
以下の5章で構成されている。

  1. 迅速で無駄のない仕事術
  2. 情報の整理術
  3. 致命的なミスを行わないための段取り方法
  4. チームの成果を最大化する
  5. 視野を広げてビジネスを設計する

内容としては筆者の経験を元にしながらtipsを各章5~10程度紹介する構成となっている。

迅速に作業を行えるための辞書登録しようやword使うな、情報収集に検索方法を工夫しろとか、情報整理にevernote使ったほうがいいというレベルのもの。

この本を読む人はきっと一般の人というよりはSEに寄っている、あるいは趣味でプログラム触っているひとみたいな感じなのだろうか。

おそらく一般の人が読むと読みにくい箇所もあるかもしれない。
ループの話をしたりプログラミング用語も多少出てくるので、なじみなければ読みにくいかもしれない。

SEの人が読むと2015年の本でもあるので、今更感のある話もあったりすると思う。ネットのライフハック系の記事で見知った内容もあるかもしれない。

読んでいて微妙だなって思ったのは、各章で人称にばらつきがあるという点。私だったり筆者だったり。そこは合わせてほしい。


こうすれば必ず人は動く / デール・カーネギー

『人を動かす』のほうが有名だと思うが、デール・カーネギーラジオ講座の書籍版。
『人を動かす』と同じかどうかは未読なので分からないけど、基本はおなじなのではと。

全23章に対し人を動かすためにはどのようにすべきか解説しつつ、ラジオドラマ形式のセリフページで再現する構成。

今も書店で平積みで置いていることの多いカーネギー本なので、いろいろ興味深く読めた。

ザクッとかく。

誤りを犯した場合

自分を守るためにも、まず間違いを犯したら、速やかに十分にそれを認める。

他人に間違いを伝える場合

他人が自分に協力したいと思わせるように、その人自身の間違いに気づかせる。

他人の前で叱責して辱められるとやり返そうとするだけ。
自分が扱ってもらいたいように他人を扱う。

その人自身の過ちを気づかせるのであれば、その人の感情を傷つけないようにそのその人の面目が保たれるように思いやりを持って行う必要がある。

自分自身に対しての気持ちの持ちよう

「自分のことを自分がどう思っているのか」が重要。

自分に勇気がなければ、今すぐに勇気を持つ。

胸を張って自分は強い人間であることを体を使って表現する。そうすることで次第に勇気が自分のものになる。

また自分で自分を蔑まない。それを相手の前で言わない。自分で自分を蔑むことで相手も自分を蔑むようになる。

自分のことを考えるのをやめる。
勇気が持てない理由の一つに他人が自分のことをどう思っているのかに対して恐怖心を持っているから。恐怖心は克服できる。

他人は自分のことなんて考えていない。
自分を見ているという感じはただの錯覚。

他人も自分と同様に自分のことしか考えていないし、自分と同じように他人が自分をどう思っているのか気にしている。

相手を味方につける

相手の興味について興味を示す。

自分のことではなく、相手のことについて話をすることで相手は何時間でもしてくれるし、そういう自分を気遣ってくれる相手に対して味方になる。

自分のことを忘れて無私の気持ちで興味・関心を抱くことで友人を作ろうと思わなくても友人ができる。

人から興味を持ってもらいたいと思うなら、人に対して興味を持つこと。

自分のことを考えることをやめ、自分がいかに素晴らしいのか語って大したものだと思われるようにしないことが重要。

自分が成功するためには

成功するためには自分に与えられた仕事を遂行するための脳力を決して疑わないこと。

実際にトライしてみると自分が思っている以上のことができる。

自分の年齢に誇りをもつ。
隠したり偽ったりせずに、歳を取ることによって培われる判断力、信頼性、経験があるということを確信する。

時間の使い方

自分が時間をどのように使っているのか、それを把握することが大切。

1日の計画を立てることによって、焦りと優柔不断という成功を妨げる要素を排除できる。
また、自分なりの目標を立てる。毎日、ある一定のことを成し遂げようと心に決める。

目標を立てることで、締め切りが発生してそれに間に合わせなければならないというときに最も大きな成果が上げられる。


情報セキュリティハンドブック

情報セキュリティハンドブック

情報セキュリティハンドブック

内閣府が無料に配布しているので読んでみた。
kindleで無料配布しているのと、内閣セキュリティセンター(NISC)でも無料配布している。

www.nisc.go.jp

全部で5章に分かれていてそれぞれ以下のとおり。

プロローグ サイバー攻撃ってなに?
第1章 基本のセキュリティ ~ステップバイステップでセキュリティを固めよう~
第2章 セキュリティを理解して、ネットを安全に使う
第3章 スマホ・パソコンのより進んだ使い方やトラブルの対処の仕方
第4章 被害に遭わないために、知らない間に加害者にならないために
第5章 自分を守る、家族を守る、災害に備える
エピローグ 来たるべき新世界

読んでほしい対象はセキュリティに対して知見のない人。
全編通してイラスト付きで説明しているので、とっつきやすいと思う。

本当にセキュリティのことを知らない人、一般の人は第2章から読むことをお勧めしたい。

第1章は、セキュリティを勉強したい人、基本情報試験の勉強している人は、最初の第一歩として読むのにはすごい適していると思うが、一般の人には難度が高い気がする。
途中でイラストがなくなるページも数ページ続くので、読むのがきついと思う。

セキュリティリスクの話をする本ということもあるからか、2章以降、基本的に物事を悲観的に見てることが多いので、ちょっとそこは気になった。