《超量機神王グレート・マグナス》と《ライオウ》の手札に加える事ができない効果の違い
《超量機神王グレート・マグナス》と《ライオウ》は両方とも「手札に加える事ができない」のに、ドローフェイズ以外でのドロー可否が異なっていて理由が何故だかよく分からなかった。
色々調べていたらそもそも俺が勘違いしていただけのことで、2枚の違いはシンプルな話だったため、メモ。
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/機械族/攻3600/守3200
レベル12モンスター×3
(1):このカードのX素材の種類によって以下の効果を得る。
●2種類以上:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドのカード1枚を選んでデッキに戻す。
●4種類以上:このカードは「超量」カード以外のカードの効果を受けない。
●6種類以上:相手はカードの効果でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地から「超量機獣」Xモンスター3種類を1体ずつ選んで特殊召喚する。
手札に加えるというのは、ドローも含む
俺がそもそもの勘違いしていたのは、手札に加える≠ドローであると認識していたからだと思う。
遊戯王wikiでは
「カードを手札に加える」という風に使われる動詞。
- この動詞が使われているカードは手札・サーチ・サーチャー・サルベージ等を参照。
- 上記のほかドロー(通常のドローとカードの効果によるドロー両方)も含む。
そのため、《強烈なはたき落とし》はドローにも対応している。
と書いているので、「手札に加える」というのはカテゴリ上「ドロー」の上位にいるんだと思われる。
マトリックスにするなら、以下のような分類になっているんだと。
つまり「ドロー」も「サーチ」も「手札に加える」も同じ「手札に加える」分類のひとつで、粒度が細かくなっているだけなんだと思う。
《超量機神王グレート・マグナス》と《ライオウ》は何が違うのか
今回の話の本題。
《超量機神王グレート・マグナス》と《ライオウ》で何故手札に加えられない範囲が異なっているのか。
この2枚のカードで着目すべきは、「デッキから手札に加えられない」という文言ではなくて、
《ライオウ》
お互いにドロー以外の方法で
《超量機神王グレート・マグナス》
相手はカードの効果で
この文言なんだと。
- 《ライオウ》は「ドロー以外」と言っているので、手札に加えるカテゴリ内のドローはOK
- 《超量機神王グレート・マグナス》は「カードの効果」と言っているので、手札に加えるカテゴリ内の「カード効果による」ドローもサーチも手札に加えるもNG
上記の一覧に照らし合わせると以下のようになるのかなと。