すのふら

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日々の備忘録

子供向け作品のどこに寝る要素あるんだよ! について考えてみる

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以前、プリキュア映画のどこで寝る要素あるんだよ! ということをチラリと書いたが、ほぼ同じような状況に立っていたので思ったことをメモ。

snofra.hatenablog.com


今日初めて「しまじろうコンサート」(しまじろう 2016クリスマスコンサート - しまじろうクラブ)なるものを家族で観覧。
内容はクリスマス関連の曲をしまじろう達が歌うというもので、しまじろう興味ある子供なら見に行ってもいいのではと。子供は生しまじろうが嬉しかった模様。
俺としてはまず子供がしまじろうを知っていることに驚くという。*1

俺自体しまじろうに興味がないし、しまじろう自体の知識も乏しい。そんな状況で見に行ったわけ。
折角の休日にそんなところ連れてきやがってと不貞寝を決め込むことは可能だが、それだとプリキュア映画で寝る人と同レベルなので絶対にノゥ!!!


■観覧時の俺のマインド

  • 子供の付き添い
  • 話が子供向けであるだろうという推測

俺のイベントへの参加意思というのは、興味ないけど子供(母親)が行きたいというから来たという、受動的な状況。
何らかの価値があるのではないかという思考をそもそも放棄している状態で、まあ楽しいわけない。

楽しいことがあるかも? という要素をそもそも掬い上げる気がないのであれば、薄暗い劇場で寝ることなんて容易いのではと。
興味ない文章読んでいたら眠くなっちゃうのと同じことなんだろうと、当たり前のことを改めて。


■しまじろうの知識がほぼない

キャラクターモノのショーなり映画見るなりする場合にキャラクターの知識がないというのはかなりきつい。
キャラクターのバックボーンを知らずしてみる物語に対し、俺は何を共感したらいいのだと。

折角のショーでそのバックボーンを学べばいいのだが、そもそもマインドが興味ないで終わっているので、そんな気がそもそもない。
そんなので面白いわけがないのだ。


俺は結局知識なく且つ興味ない層なのだ

嫁が俺と子供がプリキュアばっか観ているのに1ミリも情報がアップデートされてないのはなんでだと思って、考えてみると2番のパターンなんじゃないかと。

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子供がいつもプリキュアを観るから名前程度の知識は身につくけど、興味はないのでキャラクターの理解まで追いついていない状況。

それに対し、しまじろうに対しての俺は4番に当たる考え方での参加なので、しまじろうワールドを理解する能動的な参加ができていなかったんだと思う。
そう思うと結局プリキュアの映画で寝ちゃう親は2番か、4番の親なんじゃないか。


■知識があって、興味がない親って何者

2番のパターンの人って恐らく、そのコンテンツに対し子供と一番触れ合っている人なんじゃないかなと。
この人達は多分、プリキュア映画に高確率で来る人達なんだと思う。
だけど興味がないから寝ちゃう。

でもこの人達って本当にダメな人たちなんだろうか? 

俺はむしろ、いいほうの人達だと思っていて、
子供が必要としている世界に足は踏み入れているし、きっかけ次第で興味あるに転じる可能性がある

ダメなのって4番に当たる人達なんじゃないかって思う。
そもそも子供が興味あるものに対し参加意思がないということなので。

……すみません。


■まとめ

しまじろうに関しては、実際話も完全子供向けなので、結果何らかの価値を見出せるのかという点だと大分怪しい。
だけど子供が興味ある世界に対して知ってあげるということをすることで、コンテンツに対して新しい側面、子供に対しての新しい側面を見ることができるんじゃないのかと思う。

しまじろうを見て個人的に興味深かったのは、子供の集中力確保で幕間10分ブレイク挟むんだけど、逆に子供達の集中を途切れさせちゃってたんじゃないかということ。周囲と自分の子供が明らかにダレていたので。
プリキュアの映画で幕間ブレイクないのは正解なのかもしれない。


何というかこのアンケート住所書くやつなのかーと思うと――ね?

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*1:アニメ観ているみたいだけど、そもそもそんなアニメやってたのか…。